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◎角藤版W32TeXでGuishell,TeXMAC,秀丸を利用する

11 10 8 7 XP で確認済
1.Guishell(など)はパスを通す
   以下, Guishell は c:\usr\local\bin にあるとします  (ptex.exe等と同じところ)
2.秀丸でsettm.macを実行する
  
platex.exeを探すのにver 2.17.2 ではPATHをたどるようになったため不要のような気がする(2012/10/14追記)
TeXMACは ptex.exe 等を検索するとき、必ずフォルダに \bin を付加するため 以下のようにします。

ドライブを c
フォルダを usr\local
設定を保存します

TeXMACでフォルダとは、「ptex.exe等がインストールされている場所」の意味で使われている

3.環境変数TEXMFMAINとTEXMFCNFを設定する(Guishellは必要)
 
 設定方法はWindowsによって違うのでそれぞれの方法に従うこと。
  例 TEXMFMAIN=c:/usr/local/share/texmf
例 TEXMFCNF=c:/usr/local/share/texmf/web2c

W32TeXが更新されたので(2013/04/08変更)
例 TEXMFMAIN=c:/usr/local/share/texmf-dist
例 TEXMFCNF=c:/usr/local/share/texmf-dist/web2c

注 環境変数TEXMFを定義すると多重TeX treeが利用できなくなる
(2012/10/14追記)
4.guishell.cfgを作成する
   platexsh.fmtを登録するを参照すること
5.-shell-escape を利用するための設定            別法 2009/11/01追記
  platex.exe がeptex の上で動くようになったので、対応するためのplatexsh.exeを作成。
以前の(ptexベースの)W32TeX でもきちんと動作するはずです。これはdllを指定していません。奥村先生のサイトのソースはptex.dllを呼び出しているようです。
32bitアプリなので古い Windows 2000 xp vista でも動くはずです。2011/05/29変更

内容は
platex.exe -shell-escape %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
というバッチファイルと同等のことをおこなっています。

ptexベースのものを呼び出すlplatex.exeに対応したlplatexsh.exeも追加,上と同様に追加設定できます 2011/06/05追記2017/01/23変更

設定方法
platexsh.exeをc:\usr\local\binにいれる
c:\usr\local\share\texmf-dist\web2c\ptex のplatex.fmtのコピーをplatexsh.fmtに改名する

lplatexsh.exeをc:\usr\local\binにいれる
c:\usr\local\share\texmf-dist\web2c\ptex のlplatex.fmtのコピーをlplatexsh.fmtに改名する2017/01/23変更

Guishellのなかでフォーマットファイルplatexsh.fmtを登録する(下を参照すること)
6.platexsh.fmtを登録する
 

guishell.cfg をエディタで以下のように作成,c:\usr\local\binに保存する。guishell.exeと同じ場所に入れる。

index=1
FormatFile0=pLaTeX(platex.fmt)
FormatFile1=shellescape(platexsh.fmt)
FormatFile2=legacy pLaTeX(lplatex.fmt)
FormatFile3=legacy shellescape(lplatexsh.fmt)
FormatFile4=jLaTeX(jlatex.fmt)
2017/01/23変更

秀丸(TeXMAC)でもフォーマットファイルが変更できるようになる

その他  注意
setform.mac(F.2)がうまくいかないときはsetform98.macでうまく動作するかも。

texmf-local には最新の角藤版W32TeXでは以上の設定で対応できる。もちろん,texmf-local 内はtexmf の構造と同じにしておくこと。texmf.cnf を編集すれば,texmf-dist も使用できる。2013/04/08削除

dvipsk が dvips に統合されたことへの対応方法
その1  dvips.exe のコピーを dvipsk.exe とする。(自分で作る。角藤先生がアップデートするたびに行うこと。)2010/05/08追記

その2
  危険注意 バックアップをとった後,バイナリエディタで guishell.exe 内の文字列 dvipsk.exe を dvips.exe と16進の00 に変更する。よい子は真似をしないでね。修正は自己責任で! 2010/05/09追記
 
2012/4/14に公開された x64版の guishell.exe の場合 dvipsk.exe を dvips.exe と16進の20 に変更するほうがよいようです (現在の私の環境) 
2012/05/06追記
その3  
guishell のソースファイルが公開されたので dvipsk.exe を dvips.exe に修正してコンパイルし直すのが安全でしょう。2012/04/25追記2012/11/22削除


私の場合のtexmf tree 2013/04/08変更
 texmf-dist         角藤先生のもの
 texmf-local  emathの置き場+石原が作ったスタイル(角藤先生が絶対採用しないし最初に探してほしいもの)
 texmf-mamo   CTAN から見つけてきたもの,ここに入れれば角藤先生が採用したとき読みこまれなくなる。 
   日本語対応のものは texmf-mamo\tex\platex へ
   その他は        texmf-mamo\tex\latex  へ入れる。これは重要

その他のことは本に記載の通り