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警告　バッチファイルで削除した場合，ゴミ箱に入らずきれいさっぱり削除されます
　　　必要なファイルが消えても責任は持ちません

notopad 等のテキストエディタで以下の内容のファイルを作り 00.bat のような名前で保存しダブルクリックする。
基本的なコマンドプロンプトの利用法は本で調べてください。
これらを組み合わせるといろいろなことが可能になります。これだからMS-DOS時代が懐かしい。

すべて１１　１０　８　７　ＸＰ　で動作確認済

◎ フォルダ内の.texファイルをすべてコンパイルするバッチファイル

for %%I in (*.tex) do platex %%I

◎ emathPs.sty を利用している場合は2回繰り返す

for %%I in (*.tex) do platex %%I
for %%I in (*.tex) do platex %%I

◎ dvipdfmx で pdf を作成する

for %%I in (*.dvi) do dvipdfmx %%I

◎ 組み合わせて以下のようにすればソースから pdf が作れる

for %%I in (*.tex) do platex %%I
for %%I in (*.tex) do platex %%I
for %%I in (*.dvi) do dvipdfmx %%I
del *.dvi

別法

ファイル 1.bat
for %%I in (*.ｔｅｘ) do call 2.bat %%I
ファイル 2.bat
platex %1
platex %1
dvipdfmx %~n1

別法2

ファイル 3.bat
for %%I in (*.ｔｅｘ) do call :sub %%I
goto :EOF
:sub
platex %1
platex %1
dvipdfmx %~n1
exit /B 0

◎ emathPpで作成されるcheckperl.texをコンパイルから除外するには

checkperl.txtに名前が変更された（2012/06/18追記）
以下のcheckperl.texを除外したいソースファイル名にすればコンパイルされない。（2012/08/19追記）
checkperl.tex→checkperl.txt→checkperl.styとファイル名が変更されたので上記のバッチファイルでコンパイルできる。（2013/01/26追記）

http://www.piedey.co.jp/
の
フリーソフトウェアライブラリ　http://www.piedey.co.jp/softs/index.html
から
NT版UNIX-like tools

をいただいてきてパスの通った場所へ解凍する。

for %%I in (*.tex) do platex -shell-escape %%I

を

findf ./ -name "*.tex" -a -not -name "checkperl.tex" -print -exec platex -shell-escape {} ;

（この場合，当該フォルダ内にサブフォルダがあったとき，内部のファイルも対象になる
　サブフォルダ内のファイルは対象外にしたいときは -maxdepth 1 をオプションに追加すること 2011-07-29追記）
という内容で差し替えたバッチファイルをtexソースのあるフォルダにいれダブルクリックする

findf.exe については，圧縮ファイル内のマニュアルを参照すること

◎ ｐｓ経由 adobe distiller で pdf を作成する

準備　角藤先生のサイトの W32 utilities から distill.zip をいただいてきて，distill.exeをPATHの通った場所へ入れる。 adobe distiller へもPATHを通す。

for %%I in (*.tex) do platex %%I
for %%I in (*.dvi) do dvips -Ppdf %%I
for %%I in (*.ps) do distill -N -Q %%I

◎ emathPpを利用した場合作成される .d1 .d1.pl　ファイル群を削除する
　　補助ファイルの拡張子がemathPl.sty 2010/04/29 v 0.23で変更になる（100501追加）

for %%I in (*.tex) do platex -shell-escape %%I
del *.d1*
del *.d2*
del *.d3*
del *.d4*
del *.d5*
del *.d6*
del *.d7*
del *.d8*
del *.d9*
rem 変更に対応
del *_d*.dta
del *_d*.pl

ｐｄｆを作成し .tex と .pdf 以外を削除するバッチ（130202追加）

for %%I in (*.tex) do platex -shell-escape %%I
for %%I in (*.tex) do platex -shell-escape %%I
for %%I in (*.dvi) do dvipdfmx %%I
attrib -a *.bat
attrib -a *.tex
attrib -a *.pdf
del /a:a /q *.*

◎ フォルダ内の bmp ファイルを一括で eps ファイルに変換する

準備 imagemagick を c:\usr\imagemagick にインストールする

ファイル 1.bat を次のように作成する。
for %%I in (*.bmp) do call 2.bat %%I

ファイル 2.bat を次のように作成する。
c:\usr\imagemagick\convert %1 %~n1.eps

二つのファイルを bmp ファイルのあるフォルダへコピーし 1.bat をダブルクリックする

imagemagick を私が利用した理由　HiResBoundingBox を imagemagick は挿入してくれるため。購入した教科書会社の問題集のTeXソースに付属のbmpファイルをHiResBoundingBox付きepsにしたかった。TeXソースはHiResBoundingBoxを利用するように書かれていたため。

おまけ Windowsにも convert というコマンドが存在するのでフルパス指定している。普通の人は絶対使わないもの。
　　　　bmp を png などimagemagick が対応するものに換えることでいろいろ応用できる。

◎ 正常コンパイル後不要なファイルを削除する

:label1
"c:\program files\hidemaru\hidemaru" %1.tex
pause
rem -shell-escape 必要なら挿入すること
platex %1.tex
if errorlevel 1 goto label1
rem ここから削除したいものを並べること
del %1.aux
del %1.log
del %1.bak
del hk@.*

以上のファイルを00.batとでも名前を付けて保存し，TeXのファイル名がhoge.texなら拡張子を省略して

00 hoge[enter]

とすれば大丈夫です。エディタはお使いのものに変更してください。
Win7で確認済みです。
platexはエラーの場合１を返してきます。

要点　platexの返すエラーレベルでエディタに戻って修正できる　上記例を組み合わせれば下手な統合環境より自由度がある

◎ フォルダ sjis 内の tex sty txt を JIS に変換してフォルダ jis に送る

rem 00.bat
cd sjis
for %%I in (*.tex) do ..\01.bat %%I
for %%I in (*.txt) do ..\01.bat %%I
for %%I in (*.sty) do ..\01.bat %%I
cd ..

rem 01.bat
nkf -j -Lu %1 >../jis/%1
del %1

○00.bat 01.bat のあるフォルダにsjis と jis というフォルダを作成
　sjis のファイルをフォルダsjis に入れ 00.bat をダブルクリックする
　するとフォルダjis にjis に変換されたファイルができる

○nkf.exe はvectorから探してくること

○フォルダｓｊｉｓ内のファイルの文字コードは無関係にJISに変換される（nkf.exeはファイルの文字コードを推定して変換する）